童話の特異性
文芸の中での童話の特異性は、読者の理解できる幅が狭いということです。でも、その幅は表現の仕方によっていかようにも広げることができます。テーマでも言葉でも、ちゃんと子供に向き合えば、必ずわかってもらえる方法に辿り着くと思います。自分の言いたい事がちゃんとあれば、相手に届ける方法は必ず見つかるということですね。自分の言いたい事が曖昧であれば、それはもう、大人向きであれ、子供向きであれ、他者に伝える事自体がそもそも難しいでしょう。何言ってんだか、イマイチわかりません、になると思います。
伝わってこその童話ですが、自分は本当にこんなことが言いたかったのか、ペンを置く前に、少し考えてみて下さい。
0コメント