お作品ひとつ届いています。
初々しい作品に出会うと緊張します。
ここからどう道をつけていけるか、私にかかっていると思うからです。導いていくのではなく、私にできることは道をつけることだけです。その道を行くかどうかは個人にかかっているのです。どんなにこっちの道が良いよと言っても、本人が歩いてくださらなくては話になりません。そこには好みという問題もあるでしょうし、私の示している道が見えているようで本当には見えていないという事もあるでしょう。これは「眼」の問題と言えると思います。
童話というのは、大人が身を屈めて、猫撫で声で語るものではありません。本当の文学から子供を遠ざける物であってはならないのです。あなたのその文章は「猫撫で声」になっていませんか?
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