時を共に
ウクライナの人達の毎日を思うと、特に子供たちの毎日を思うと、人間の馬鹿さ加減にほとほと呆れます。これは決して対岸の火事ではない、侵略はすぐそこにあって、私たちの暮らしも崩れ始めたらすぐだと思わずにはいられません。
息子が腕時計を新調して、それを腕にはめているのですが、その時間が狂っています。あれ?と思ったらそれはウクライナ、キエフの時間でした。今、ウクライナは何時なんだと知る事は、一番具体的にその地の人々の事を思い浮かべることができるというのです。
これを書いている今、キエフは午前8時前です。子供達は学校の事を懐かしく悲しく思い出しているでしょう。クラスメイトの誰それの顔、先生の顔、学校行事のあれこれを思い浮かべているのではないでしょうか?
離れた国の人々に日常的に想いを寄せるというのはなかなか難しい事ですが、時計というのは具体的に日常を捕まえやすいです。
スマホでも簡単にセットできるので、皆さん、キエフの今に心寄せてみてください。
そして、私達は今ある日常をしっかり楽しんで生きましょう。キエフの人が苦しんでいるのに、でなく、だからこそ、私達は楽しむぞ、この日々を誰にも手渡さないぞと強く前を向いて、生きましょう。
そして、物語を紡ぐという贅沢をしっかり味わいましょう。
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