お作品、二作届いています。
金曜日は、このオミクロンの大感染の中、今のところ講座は行う予定でいます。
「こんぺいとう55号」の講評中心になります。
さて、私は「誰にでも書ける童話講座」を本気でしているつもりはありません。童話は誰にでも書けません、どんな人でもマラソン完走ができるわけではありません。かつて子供であった人には誰でも、と私は書きましたが、その後に続くのは本当は「童話を書く資格、芽はある」ということなのです。子供がいないから童話が書けないという事はありませんよ、という事です。
では、どういう人は童話が書けないのでしょう?
深く考察しない人です。
一つの事を深く考えたことが無い、そう言う習慣を自分のなかに持たない人です。
日常生活のことではなく、形而上の事を、です。
童話だけでなく、物語をゼロから作るのに、ある程度の知性は絶対必要です。
自分が書こうとしている事について、深く考えることができる人でなくて、他人に届く物語が書けるでしょうか?
真面目に思索してほしい。
知性も教養も無い人に子供の世界には近づかないでもらいたい。
私は童話の書き方は教えられますが、その向こうにあるあなたの「土台」を築き直すことはできません。
今は簡単に「誰にでもできる〇〇」というのが流行っています。その殆どは嘘です。
どんな無教養、無知性の人にも教えるのが講師ではないかといわれたら、私は断固否と言います。教えてもらう方にも努力は必要だ。
教えてもらう資格というのは、あります。
もっと、勉強しようよ。
もっと、深く読もうよ。
人間について、もっと、思索しようよ。
私、しんどい(笑)。
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