宇佐見りん「かか」

読了しました。何も特別にユニークという内容ではないけれど、大変に才能というものを感じさせる、というか、横っ面張られる作品でした。メインよりも点景に、細部に、素晴らしい「眼」があります。しんどい作品ですが、それを引っ張っていくまともな文学観に圧倒されました。育ちのいい作家の誕生です。次回、この本持っていきますから、先ずは読んでみてください。

大内曜子の童話教室

大内曜子の童話教室 NHK大阪文化センター梅田教室で25年の歴史ある童話と絵本テキスト教室のホームページです。

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