お作品、ひとつ届きました。
今、拝読しました。
金曜日にお返ししますね。
子供達が直面する問題もなかなか多様になってきています。変わらないものもあるのですが、この変容していく問題を無視できないというのも、創作姿勢としてはある事だと思います。それらを取り上げる時に必要なのは、実はぶっ飛んだ価値観なのです。勿論ぶっ飛んだまま提示しては失敗ですが。
自由で囚われない精神こそが、現実を上手に取り込んだ、それでも窮屈にならない、演説にならない作品を書くことができるのだと思います。
生と死と愛をテーマに「百万回生きた猫」は書かれました。では、その作者は宗教家のような哲学者のような人だったでしょうか?
佐野洋子さんは「ぶっ飛んだ」人でした。
大人しく常識人に見えて、実は身のうちに、強いぶっ飛んだ自分を抱えている人、そういう人の描く「人間」がどれほど魅力的か。
創作の秋、お作品楽しみにしています。
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