子供の恋心を描く難しさと・・・
褒めると育つ、という人が多いです。
褒める事は簡単。
送られてきた作品を満足に読まなくても、褒める事はできます。
「可愛いお話ね」
「とてもユニーク」
「視点がいいわあ」
「初々しい」
「楽しいお話になりましたね」
「一生懸命で好感が持てます」
何でも言えます。一行くらいしか読まなくても。
欠点を指摘するにはちゃんと読まなくてはなりません。これがまあ大変(笑)。
子供にも恋心は芽生えます。
それを書いてはいけないという事は全くありません。
でもね。
ちょっと考えてみよう。
それを描く筆力が自分にあるか?
それを描けるだけの作品数を自分は書いてきたか?
あなたは先ず天才ではなかろう。
金の出る山は光って見える、という事です。
それを見逃すほど私は阿呆ではない。
でも。
金は出なくても、一生賭けてこの恋物語を書くという強い思いがあれば、それはそれで良しですよね。
子供の恋心を描く筆力を、知性を、教養を、あなたの中に積んで下さい。
何事もインスタントにはいかないものです。
下手でもいい、拙くて当たり前。
下品なものだけは書かないで。
下品って何?
そこまで先生は面倒みられません(笑)。
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