童話って?
一体どういうものなんだろう、という事を金曜日の講座でお話ししました。
初心の頃は、自分が思っている童話と本当の童話の間には距離があると思っていただいて結構。それを埋めるのがまず第一の目標です。
童話教室というのは童話の書き方を教える教室です。みんな違ってみんないい、というのはある程度書けるようになってからの事。何も勉強しないで、「みんないい」わけがありません。世界に一つだけの花にしたって、咲いてからこそ「一生懸命に咲けばいい」と言えるんです。
童話を書きたい、という人に誠実であろうとすれば、本当の事を言わなければなりません。嘘をついて、ただただその場を和やかに、ご機嫌を取り結んでいても、時間の無駄。そういう場はちっとも面白く無いのです。
お金をとって、人に物を教えるというのは責任ある事なのです。どうぞそこのところをご理解いただきますよう。
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